病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

病み魔女さんは引っ越し作業が終わった

*

「こんな感じでいいですかね…」
結構まとまった。
こんな感じ…かな?はは…

「そうねぇ…」
ん?どうかした?(笑)

「あ、そうそう。」
え?どうしたんですか?

「え?なんでしょうか。ユズカさん。」

「寮にいられない場合、野宿になるでしょう?」
え、あ…

「そうですね…そうなりますね…」

「そういう時は、病み病み魔法所に来て。
泊めるから。」
え!?病み病み魔法所に、泊めてくれるんですか!?

「え!?本当ですか!?ありがとうございます!」

「…いいのよ、亜理桜だし。」
え…?

「…何か言いました?」

「ううん、なんでもないわ。」
…聞き間違い?かなぁ…
なの、かなぁ…はは…

「空耳ですかねぇ?あはは!」
空耳にしておこう!

「そうねぇ!空耳よ!」
ノるんだ!!!!
ノるんだね!!!
都合すっごく悪いから!!!

「そういえば、この荷物はどうするんです?」
そうそう。ブラックホールとかに
捨てるんじゃないでしょうね?
洒落になりませんからね…

「病み病み魔法所に置いておくわ。」
やっぱりそうですよね…

「え?あ、ありがとうございます!」

「お礼ばっかり言うと、お礼しか言えなくなるわよ?」
あはは(笑)
そんなわけないじゃないですか(笑)
病気なんか、この歳でやるわけない(笑)

「あ、それもそうですね!」
それだけしか言えなくなるのは、
絶対嫌ですからね!ははっ(笑)
< 17 / 60 >

この作品をシェア

pagetop