病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!
第3章 魔女学校で学校生活! ~9月~ 【入学早々いじめ…?】

病み魔女さんは恨みを感じたようです

「ヴェル様ってさ、色々他にもできるんだよ。」
マジか!?

「えー!魔女陣で?すっげー!!良く知ってるんだね!」

「亜理桜さん、興味あるんだね。」
ふふふ…お仲間かしら?

「うん!雪音さんも!?」

「うん。私も興味あるんだ。」
やった!仲間だ!!!

「一緒~!」

「亜理ちゃん。」
え?

「ん?何?永利化さ…」

「ちょっとこっち来て。」
!?

「え…?」

*

「あいつ、実はすごく気持ち悪いし、気味が悪いのよ。」
え?嘘でしょ…
ここ、魔界だよね?
確認…
あぁ。

「…」
はぁあぁ…
呆れるなぁ。
本当にここ魔界?

「オーラ放ちながら立ち読みしてるし、
無口で表情とかわからないしで、すっごく
気持ち悪い人なのよ。近づかない方がいいわ。」
(キモチワルイ…キミワルイ…
魔界、悪いところ…
人間界と同じ…
セ、バイ、シ…キャ…
ノウ…ノロ…ロウ…ノ、ノロウ…)

「「だよねだよね」」


「私。ちょっと行ってくるね。」
行ってきます。
悪人さん。魔界をできるだけ
汚さないでね。

「あ、気をつけてねー!あのブスに!」
ブス…

「そうよー!近づいたら病気になるからね!」
菌…

「うんうん!すっごく臭いし!」
臭い…

悪口のフェスティバル。
あぁ。魔界もこんなところなんだ。
そんな奴らには…
さっさと成敗しなきゃね。
雪音さん。頑張ったね。ははは。
待っててね。
雪音さん。今、すぐにいくからさ。
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