病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

雪音さんの魔法陣で素早く引っ越し作業

*

「…我は病み魔女。漆黒の暗闇の神、
ヴェルを崇め…そして敬う者。
神、ヴェルよ。我に魔法を与えよ…」
なんか雪音さんが言うと、違和感を
感じるなぁ…

「ヴェル様とかセリフとか、そういうのは一緒だね。何の血を使ったの?」
気になる。

「アライグマ。」

「…すごいねぇ。」
そんな物まで持ってるんだ…

「片付けは…一緒に頑張ろうか。血の跡…」
グロ…グロいねぇ…血ばっかり見てたら
狂っちゃうよ。発狂パーティ?

「そうだね…バレたら…」

「「はっ、早く片付けよう!!」」
なんか息ピッタリ!?!?!?

『『ゴシゴシ…』』

「ふぅ、本当にようやく…消えたね。」

「アライグマの血、グロかったね…」
さすがに血ばっかり見たら、グロく感じるよね…感じない人はサイコパス、かな?
ハハ…

「まぁ消えたし、いいね!」
いいかなぁ…私、自分の言ったことばかり、
ツッコんじゃってるよ。
完全に変人だよ…

「そういえば、血を見るの慣れてるの?」
聞かれちゃったよ…リスカとかしてるって、
察された…?

「好きだと思われて、よく気味悪がられるけど…」
だよね…私も冷たい…ニンゲンカイデ…

「あぁ。うん。たまにするからね。」
何を!?ねぇ、何を!?
怖いんだけど!

「あ、うん…」

「亜理桜さん。」

「へ?」
なななななな何?

「良ければ、お教えしてあげましょうか?」
ここここ怖いんだけど!
やややややめて!
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