雷王に愛された花
「ガリンシャス語かもしれない、、、」

そんなわけないと思いながらも今までで一番近いことと、バングラデシュ王国の王家だけが知る言葉だということがお互いに否定しあっていて混乱する、、、

『Feliz sendo ti』この言葉の意味が分かれば全て解決するかもしれないのに、、、

この手鏡はきっと新品ではないわ。装飾全てが丸みを帯びている。長い間使われていたものではないかしら。

それよりも、私はジルベルト様に嫁ぐのだから、その国のことをもっと知らなくては。もし、国政で役に立つと分かればひどい待遇はされないかもしれないわ。

あの国は長年、繊維製品の技術の高さで国力を上げてきていた。最近は低迷気味なのが不思議よね、、、もしかしたらユリンなら何か知っているかもしれないわ。

「ユリン、隣国は繊維製品が有名だったのに、どうして最近は低迷しているのかしら。」

「それは、我が国に高い関税をかけて輸入させているからですよ。我が国は無理やり買わされているのが現状です。」

「そんな、、、なんとかできないのかしら、、、」

「お義母様が政権を握っている限り、無理でしょう。バングラデシュ王国が睨みを効かせているので、ここ最近は大人しくしているようですが。」

「そうなのね、、、きっと王様が立派な方なんでしょうね、、、」

「いえ。一月程前に王子様が引き継がれたそうですよ?」

「そうなのね、、、知らなかったわ。」
< 33 / 53 >

この作品をシェア

pagetop