洗脳されていたことに気付いたので逃げ出してスローライフすることにします。-元魔王四天王の村娘ライフ-
「あれは町じゃなくて村だ」
はしゃぐ私にクルドが御者席から教えてくれる。
だいたい20から30以内の家屋の集まりが集落で、それ以上になると村となるそうだ。
100を超えてギルドの支社が置かれるようになると町に格上げされるとか。
あとここのような木製の柵で囲まれているのはだいたい集落や村で、町になると石の外壁に囲まれるようになる。
大きな町になると外壁の外に掘が作られ、周辺に『移動』や『飛翔』の魔法を無効化する結界が張られていたりする。魔族の襲撃防止ということだ。
みるみる近づいてくる柵とその向こうに見える村の様子に私は夢中になって窓枠にしがみついた。
身体の半分ほども外に乗り出した私に、クルドが危ないぞ、と注意をくれるが、別に転げ落ちたところでどうということもない。
地面に落ちる前に『浮遊』の魔法で浮いてもいいし、『移動』の魔法で馬車の中に戻るでもいい。
「そろそろ人目につくから魔法は使わない方がいい。なんのために見た目をごまかしてるんだ?」
むむむ……。何も言えん。
私は仕方なく大人しく椅子に座った。
ちなみに今の私は人間に見えるように変装している。
いっても角が隠れるように髪を頭のてっぺんでお団子にしているのと瞳に『からこん』を入れているだけど。
『からこん』は異世界のものを真似て樹液をうすーく固めて色をつけただけの『からこん』擬きだ。
私の髪色は人間にもよくいる少しオレンジがかった茶色だし、肌の色も人間と変わらない。
はしゃぐ私にクルドが御者席から教えてくれる。
だいたい20から30以内の家屋の集まりが集落で、それ以上になると村となるそうだ。
100を超えてギルドの支社が置かれるようになると町に格上げされるとか。
あとここのような木製の柵で囲まれているのはだいたい集落や村で、町になると石の外壁に囲まれるようになる。
大きな町になると外壁の外に掘が作られ、周辺に『移動』や『飛翔』の魔法を無効化する結界が張られていたりする。魔族の襲撃防止ということだ。
みるみる近づいてくる柵とその向こうに見える村の様子に私は夢中になって窓枠にしがみついた。
身体の半分ほども外に乗り出した私に、クルドが危ないぞ、と注意をくれるが、別に転げ落ちたところでどうということもない。
地面に落ちる前に『浮遊』の魔法で浮いてもいいし、『移動』の魔法で馬車の中に戻るでもいい。
「そろそろ人目につくから魔法は使わない方がいい。なんのために見た目をごまかしてるんだ?」
むむむ……。何も言えん。
私は仕方なく大人しく椅子に座った。
ちなみに今の私は人間に見えるように変装している。
いっても角が隠れるように髪を頭のてっぺんでお団子にしているのと瞳に『からこん』を入れているだけど。
『からこん』は異世界のものを真似て樹液をうすーく固めて色をつけただけの『からこん』擬きだ。
私の髪色は人間にもよくいる少しオレンジがかった茶色だし、肌の色も人間と変わらない。