片想いは記憶の中で










それからは、仁くんや廉くんは
自分たちは明るい性格の方が好きだったことを思い出したみたいで



それは菫ではなく桜を当てはめていた。



本当は私ではなく菫だったのに…。



私が欲張りに願ってしまったから
菫の笑顔を消し、仁くんや廉くんに錯覚させてしまったと後悔してももう遅かった…。





side-end










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