放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。※リメイク版
「・・・え!?」
急に会話の矛先が自分に向けられたことに目を見開く。
「それ俺も思った。何の躊躇もせず、適切な手当てするもんな。俺らのマネージャーでさえ対応少し遅いのに」
二人の言葉に何て返せばいいか分からず「ありがとう・・・」と小さく返した。
「サンキューなっ」
日向君の声に顔をあげると、ニッと白い歯を見せて笑う彼の笑顔が。
「う、ん・・・」
その笑顔は、反則です。