というわけで、結婚してください!
「で、まあ、それはそれとして。
 一度、家には帰ってもらうぞ。

 一回、此処に来て、気が済んだろう」
と晴一郎は言う。

「日曜日、お前の結婚式があるそうだ」

「えっ?」

「征くんから連絡があった。

 まあ、結婚式とはいっても、窪田くんのホテルの模擬結婚式を兼ねて行われるみたいだけどな。

『お前の』結婚式だ。

 お前が決めなさい。

 征くんもそれを望んでる――」

 そう晴一郎は言った。




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