風が吹いたら
さよなら、みー
僕は最後に、幸せな みーの顔を映像ではなく

直接見に行って、心に残しておこうと決めた。

支配人は笑いながら僕の肩に手をまわし、

顔を近づけながら

「なぁ、直接2人を見たら やっぱりヤキモチとか

焼くんじゃねーの?頼むから、それだけは勘弁して

くれよ。」

と、意地悪な顔で僕にそう言ってきた。

「ヤキモチなんか焼くわけないって分かってるから

そんな事を言うんだろ?僕だって支配人の大体の事は

分かってきたんだ。成長しただろ?」
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