クラスメイトの告白。


「その日、たしか私、クラスの日直だったんです。放課後、教室にひとりで残って日誌を書いていて……日直の仕事を終えて帰ろうと教室から下駄箱に向かう途中に、階段で下から上がってきた赤西先輩とすれちがって挨拶しましたから」


「本当に?」


「あの日、2年生の図書委員は、図書室でクリスマス会の準備があったので、赤西先輩も図書室に向かったんだと思ってましたけど……」


「もしかして赤西さん……学校の授業は欠席したけど、放課後のクリスマス会の準備だけはしようと学校に来てたのかな?」


「さあ……? そうなんじゃないですか?」


黄島さんの話から、事故が起きた日、欠席だと思っていた赤西さんが学校に来ていたことが発覚した。


「ほかに何か、覚えていることはない?」


「うーん、ないですね」


「そっか、ありがとう。あの、黄島さんは、赤西さんがあまり学校に来ていないことは知ってる?」
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