[短]クールな彼はミツが好き
だから、とりあえず嫌いな勉強を許容範囲でやった

理解出来ないものは、まとめて先生に聞いた
最初は驚いてた先生も、私のやる気を後押しして
くれるようになった

相原くんは、その間も私に近付くことさえしない

もう嫌われたんだと諦めた

それがバネになったのかもしれない

私は期末試験でとったことのない点数と順位を
手に入れた

相原くんにはほど遠いけど、でも今までの私史上
一番いい成績だった

少しは相原くんに相応しくなったかな?

隣に並んでも違和感ないかな?

だから、スカートの丈も規則内におさめてピアスも
やめた

当然周りはざわついた

近付きたいから、一緒にいたいと思ったから

だから私は頑張れた

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