再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「やだ、絶対にならない!」


「プハッ、顔真っ赤だぜ」


うう…気持ちバレバレ!?


顔を覆って俯く。


こんなのやだやだ、涼真くんに振り回される。


あたしの慌てっぷりを見て、涼真くんは楽しんでるだけなのかも。


相手をしなかったら、ほらもう…こっちを見てない。


先生に見つからないように、机の下でスマホを触ってる。


いつまでも見つめていたくなるような、綺麗な横顔。


この人に…あたしは恋してたんだよね。


そしてまた今も…。


ううん、ダメ。


なんかめいっぱい、振り回される気がする。


きっと、あたしのことなんてこれっぽっちも好きじゃないよね?


じゃなきゃ、こんなノリで付き合おうなんて言わないはず。


今朝の話だと、元カノとも復縁しそうな感じだったし。


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