再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
元カレとの写真なんて、ほとんどない。


「撮ろうって言われない?」


「もうそんな感じじゃないし」


付き合いが長すぎたってわけ?


「いつ付き合ったの?」


「いつかな…覚えてねぇ」


「覚えてないの!?」


「なんか、よく一緒にいたから。気がついたら…ってやつ?」


気がついたら、俺の女になる?ってか。


「そうなんだー…また付き合うの?」


「いや、もう…」


濁してるよ、これは復活アリかな。


キーンコーンカーンコーン。


チャイムの音で話は中断された。


なんだ…別れたって言っても、未練あるんじゃない。


マンネリ化した付き合いの中での、つまみ食い的な感じですかあたしは。


きっとそう。


涼真くんにとって、本命はいつまでも環奈ちゃんなんだ…。


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