再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「そう。涼真は覚えてないって言うけど、俺はよく覚えてる。幼稚園でよく誰かの持ち物が消えることがあって、その犯人が涼真だっていうやつがいて…」


「へぇ、そんなことがあったんだ」


あたしも全く覚えてない。


「それで?」


「涼真を信じた真凜ちゃんが、みんなとは遊ばせないって怒ってさ」


「結局、犯人は見つかったの?」


「いや。遊んだ後の置き忘れとか、貸したのに忘れたとかな?犯人は存在しなかったんだ」


「そっかぁ…」


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