【完】ずっと友達なんて嫌だ
プロローグ


私の朝は忙しい。


「ふわぁ⋯⋯」


朝5時に起床。


ぜっったいにこの後バタバタしてるのが目に見えてるから、今のうちにコンタクトをして、制服に着替えて、髪のセット。


髪のセットと言っても特にすることは無いんだけど。クシを通すくらい。


元々天パなの。そこまで激しい訳じゃなくて控えめな感じだし、髪の毛の色も黒じゃなくて薄い茶色で可愛いから結構自分の髪は気に入ってるんだ。



兄弟みんなそうだから遺伝なんだけど。



だから、自分の準備は簡単。


5分くらいで終わらせて下に降りる。



5時に起きるのなんて家族の中では私しかいないからリビングはすっごく静か。



「ふぅ⋯⋯」



今日も頑張らなきゃ。



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