ずっとそばで
「ねぇさーちゃん、1時間目の授業なに?」











「えーっと古典...だったはず。」











古典か...
古典なら授業抜けても大丈夫。











「私、保健室行ってくるね。」











「うん、2時間目とかも無理しないでね。」










「うん。
紫羽先生(シバ 古典の担当教師)に伝えといてもらえる?」









「もちろん!
千春はゆっくり休んできて!」











「ありがとう」











逃げるように保健室に行くと、先生は不在だった。

空いてるベッドに横になる。











今気づいたけどなんだか頭がぼーっとする。










一応熱を測るために1度ベッドからおりて、体温計のある棚の所まで歩く。










ピピピピッ










「ゲッ...」










"38.1"










余計に体がだるくなった気がする...










寝たら少しは下がるかな...?









そんな期待をだいて、私は眠りについた。










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