セカンド レディー


『柚姫はもう、霜華の仲間だ。何があっても1人じゃない、1人にしない』



『愛する仲間がそばにいる』




この言葉に、嘘偽りがないのなら……。


もう、誰も失わずにすむのなら……。



何も恐れずに、今度はずっと、その愛おしさと温もりと優しさを抱き続けていきたい……。




ありのままのあたしで、



"愛してる"




その言葉で、繋がっていたい。





「…流牙くん」





彼の一番があたしにならないことなんて分かってる。


だけど……。


ううん…、だからこそ。




「……2番目でいいから、あたしを愛して」




たとえ、一番になれなくても。



もう一度、誰かを愛し愛されたい。






〜to be continued〜
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