またきっと君を好きになる。


優くんの悪口まで言われたのが悔しくて、悲しくて、腹が立って。


ずっとトゲトゲしたまま一日を過ごして、いつも心待ちにしている大好きな優くんとの帰り道も可愛くない態度をとっちゃった。


優くんは笑って頭を撫でてくれた。


「遅くまで付き合わせた俺も悪いから、一緒にごめんなさいしに行こ?」

って。


その時素直に頷けばよかったのに、私ってばホントにバカ。



「絶対イヤ。私も優くんも、悪くないもん」

「でも、門限守らなかったのは悪いでしょ?」

「優くんもそんなこと言うの!?」

「違うよ、俺にも責任はあるから一緒に謝るって言ってるの」



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