こんな私でも恋愛できるの!?

わからない気持ち

なになになになに!

ドアが開いたと同時にサングラスかけたスーツ姿の男性達が2、3人出てきた。

「音咲様。少しの間ついてきていただきます」

「え?どこへ?ちょ、まってよ!うぎゃっ」

強引にリムジンへ押し込まれ、目的地もわからぬまま拉致…じゃなく連れて行かれることに。

あ、これは拉致か。うん拉致だわ。

そんなことを考えていると、前の仕切りが自動で開き

「手荒な真似をしてしまい、すいません。綾斗様に強引に連れてくるよう指示されたので」

「綾斗様…?ん?綾斗!?」

なぜに綾斗さんが私をどこかへ拉致…連れて行くんだ!?

「ど、どこへ…?」

「それは秘密です」

んなっ。

なんてこと…まじで私をどうするつもりなの!

いやどうもこうもないけどどこに行くの!

あぁ…帰りたい。
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