最高で最強のわたしになる為に


そして再びダイエットを意識したのは大学生に入った春のことだった。
これが最近では一番大きなダイエットと言えるだろう。


この頃私の体重は75キロ。
部活を引退してから甘えに甘え、友人と遊び、彼氏とイチャつき、精神的にも身体的にも甘えが詰まった人間に変化していた。

ダイエットのきっかけは、当時付き合っていた彼氏が浪人したことだった。
彼も頑張っているのだから私も頑張らなきゃ!と週に3回はジムに行き、夜ごはんはしらたきか断食。朝はスムージー、昼過ぎにたっっぷりの野菜を食べてとことん糖質制限に励んだ。

友人は沢山いたし、引きこもることが嫌いだった私は、遊びに行く日や飲みに行く日は心置きなく食べていた。それに頑張れば頑張る分だけ成果が出る生活はストレスフリーだった。


私の体重は大学二年生で59キロになった。
165センチ59キロでやっと、やっと標準体型。
周りにも誰かと思った!とまで言われて、これからも頑張ろうという気になれた。
人生で一番自分が頑張った、輝いていた瞬間だと思う。

だけど、その喜びが仇となった。

私の文を読んでいて、自分でも思うが、私は彼氏がコロコロ変わる上に途切れたことがほとんどない。
誰かに愛されていないと生きていくことができない、恋愛依存症なのだ。

当時浪人していた彼氏が大学生になった瞬間に私は彼氏と別れた。
そしてまた新しい彼氏ができた。
この彼は現在22歳になっている今の彼でもある。

彼はよく食べる人だったし、「一緒に食事をすることに意味がある」という考え方の人だった。
私が食事を抜くのを心底嫌い、ダイエットするなら運動するべきだ!と言われ続けた。

勿論その論は正しいと思うし、大切な人と共にする食事は楽しい。
運動をすればいいのだ!と思ったが 彼氏といるのが楽しくて楽しくてそんな時間も作らず、彼氏と会わない日は断食をして何とかやり過ごしていた。
痩せた喜びを一度感じると、彼といたいし食べたいけど二度と太りたくないというジレンマに襲われる。

半年位は何とか変動しなかった体重も、食べる日と食べない日がある毎日には耐えられず、段々と吸収力も良くなっていった。


20歳になって同棲を始めてからはそれがさらに加速した。
断食をするタイミングもなくなり、何度かランニングを試みたが続かず、好きに食べては体重計に乗り自己嫌悪に陥る毎日が続いた。


そして大学四年生、22歳になった今体重は69キロになった。
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