別れても好きなひと
高橋くんが帰ってからもその日はふたりで盛り上がり朝になっても打ち合わせは続いた。

やっとスタイリングが決まる頃には睡魔と疲れにおそわれて、私はカット用の椅子に座りながらうとうとしていた。

大悟が片付けをしている音が心地いい。



そのうち熟睡してしまった。
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