言えよ、俺が好きだって
どうして私の名前知ってるのー!?


先輩って呼んでたけど、さっきの人、後輩くん?

てことは、私が高2だから、彼は高1か。


背が高かったから、先輩としか思ってなかった。



それに、私はあなたのこと知らないよ?


疑問で頭がいっぱいになりながら、サラダと玉子サンドを買ってコンビニを出る。



思ってた通り、見渡してももう彼はいなくて、さっきのは一体誰だったのか知ることは出来なかった。


でも、学校につく頃には、玉子サンドを買えた嬉しさで、さっきの彼のことはもう忘れてしまっていたんだ。


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