一途彼女×S系彼氏
颯人Side


俺は今日の作戦を実行する為に
朝からノリノリだった。


斗真も巻き込んで髪を盛って
色気が出るように
着ているYシャツは第三ボタンまで開けた。


高校生じゃまず着る事のない
シルバーのスーツに
身を包んだ俺は自然と口角が上がった。


今日の莉子の反応を想像して…。


たっぷり妬かせて
泣いてお願いする姿…。


………いいな。


ますますやる気が出た俺は
アナウンスと同時に
流れ込んできた
たくさんの女の子たちの相手をしていた。


「今日は来てくれてありがとう。
キミに逢えて嬉しいよ?」


学園の顔でニコッと微笑めば
それだけで満足して帰る客。
接客は1人数分。

もう何人の相手をしたんだろう。


ちらっと斗真に視線を向けると
ムスっとしていて
相手をする気が無いらしかった。
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