うそつきペン
3人で中庭のベンチに座ってお弁当を食べる。


こんなことが起こるなんて思ってもみなかった。


元々人懐っこいタイプのツグミは夕子ともすぐに打ち解けて仲良くなった。


夕子が入ることで普段はしないような会話もできて、終始楽しい時間を過ごす事ができた。


「あたしの考えすぎだったみたいだね」


放課後、ツグミと2人で帰っているとふいにそう言われた。


「え?」


「あたしアユリがクラスに馴染めなくて悩んでるんじゃないかなって心配してたの」


そう言われて今朝の会話を思い出す。
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