定期購読ドール
好きな人
雑誌を購入したふたりは近くのファミレスへと移動して来ていた。


「明日は内田来るかなぁ?」


オレンジジュースを飲みながらアケミが言う。


「さぁ? 来たらどうする?」


「そろそろ呼び出ししなきゃでしょ。 雑誌も定期購読することになったし、バイトしなきゃバイト」


アケミの言葉に千夏は笑い声を上げた。


「アケミの言うバイトって、ただのタカリだから!」


「当たり前じゃん、誰が本気でバイトなんかすんの? 内田の家は裕福らしいし、ちょうどいいじゃん」


「そんなことしてるから、良樹が怯えるんじゃん」


千夏が笑いながら言う。


「え、良樹怯えてた?」


「どう見ても怯えてたでしょ! 気が付かなかったの?」
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