慟哭、禁断の果てに
慟哭
それ以上はまともに話せる状態じゃなかった

どうして分かったのか、どんな経緯で兄妹として
生まれたのか、いつから知っていたのか、


何も聞けなかった

ううん。

例え聞いたところで、どうにもならない


事実を折り曲げることは出来ないし、


それを無視して進むことも有り得ない


ただ、受け入れることしか道はない

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