セナカアワセ
「じゃあ、そうしよ!いい?遙人。」




「俺もバッシュ見たいし、いいよー。」




「決まりね。じゃあ、2日後。朝は直央の家でいい?」





さりげなく栞里が先輩のことを名前で呼んで、私と遙人は顔を見合わせて笑った。





何笑ってんのって怒られたけど。





2人の雰囲気はなんか、凄く落ち着く感じ。




栞里が微笑むとそれを見て先輩が優しく笑う。




そういう特別な雰囲気がある。




そんなことを考えていると、遙人が家まで送ると私の肩をポンポンっと叩いた。




「じゃあ、またねーー!」




「「じゃあねー。」」




2人にお見送りされて私の家に向かって歩き出す。




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