私、田口まりなは先生と不倫しています。
第5章

私と先生と嵐

無事に年も明け、もうすぐがっこうが始まろうとしていた。


あの日から先生とは連絡を取っていなかった。




久々に家族と過ごしていた。



携帯をいじっていると新着メッセージが表示された。





開けると先生からだった。




正月、ゆっくりできたか?





いつもと変わらなかったかな。
先生はどうだった?



私は思わず二度見してしまった。








“それより問題発生。奥さんにばれた”








真冬でありながら、額からの汗が止まらない。






しばらくして、先生から電話がかかってきた。
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