正義の味方に愛された魔女 5
5 来年は一年生

北條路学園初等科に進みます

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季節は過ぎて沙羅は来月から北條路学園初等科に通うことになりました
ピッカピカの一年生です
でも幼稚舎からのエスカレーター式なので
お受験も無いし通う場所は同じ敷地内なので
なんだか新鮮さに欠ける感じですねー



実は少し前に沙羅は
パパとママに「市立の小学校と北條路学園の初等科とどっちがいいか」相談したことがあります


百合さんやパパがこの力のせいで苦労した分、
沙羅には雪恵ちゃんという理解者が理事長先生をしてる今の学園の方が
安心して通わせられるそうです
でももし沙羅がどうしても市立に行きたいならいつからでも編入していいと言ってくれました

北條路学園は好きです
芽衣ちゃんも祐介くんもいるし
雪恵ちゃん、最高ですもん!

ただ、市立の小学校に行けば翔ちゃんに会えるんじゃないかって………

そんな気持ちをパパが視て言ってくれました
「翔也くんとはいつでも会えるだろ?パパと一緒に白石んとこ行けばさ
それに、通う学校が同じか違うかなんて、これから先の長い人生のうちのほんの少しの期間の話だよ」

「そーかな…うん、だんだんそんな気がしてきた。魔王パパの魔法かな~
でもね加奈さんが夏のキャンプの時に言ってたのが気になるの

小学校も北條路の沙羅と、あと4年は一緒の学校に通う加奈さんなら、加奈さんが【有利】だって
年数よりも、近くにいる方が【勝ち】だって

沙羅は競争するつもり無いけどなー
これから加奈さんに会うたびに、競争しなきゃならないのは嫌なの」


「おい、沙耶!聞いたか?沙羅が大人だぞ!泣けてくるほど大人だぞ」

「はいはい、あらあら……隼人ったら泣かないでね
沙羅ぁ~パパ泣かしちゃダメよぉ、ウソ泣きだけどね~ 

相手が戦いたくてもこっちが普通にしていれば、戦いって始まらないのよ?
虐めになりそうでも、その時こそ沙羅の力の使いどころでしょ?
だから沙羅は競争しなくて大丈夫なのよー」

なんだかママが言うと何でも大丈夫な気がするから不思議なの
そっか
競争しなくていいのね、良かったぁε-(´∀`*)

加奈さんが競争したくなっちゃうのは
翔ちゃんが好きだからなの
沙羅が競争したくないのも
翔ちゃんが好きだからなの

二人とも同じ気持ちなのにどうして反対になっちゃうのかなぁ
不思議なの~



















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