副社長はワガママ5歳児。
副社長が倒れ込んだ場所には
ちょうど大きな石があった。
まさか、本当に...ここで......。
嘘。嫌だ。...死んで欲しくない。
紫苑「ねぇ!起きてよ、悠真っ!」
私が体を揺さぶると
大きな目を開けた副社長が
意地悪く、微笑んでいた。
悠真「起きてる。」
紫苑「ふざけんな!
びっくりさせるな!!」
怒る私を見ながら、今度は
無邪気な笑顔を見せた。
こいつ、完全に楽しんでたな。
ムカつくけど...でも、良かった。
安心したら涙が出てきた。