計画犯~ぶつける思い〜
「でも、今だって……」
彼女が言いかけると、後ろからボスが
「あれ?君ら何してんの?
俺さ、こいつに用があるからいい?」
と彼女に言ってきた。
「あ、まだ…」
「ね!?いいでしょ?」
全く引かないボスは彼女を睨み、
僕に笑みを向けた。
「よし!行こっ!!
今日、カラオケ行くんだけどお前も来いよ」
「あ、うん。」
彼女をあとにして僕とボスは教室に戻った。
さっきの休み時間以外にも何かを伝えようと
してる彼女は僕の所にこようとするが
ボスが邪魔して来れなくなってしまった。
彼女が何を言おうとしてるかはわからないが
ずっと好きだった子なので、
気になって仕方がなかった。
< 12 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop