俺が必ず守るから


「美樹・・・」


「海斗に会って謝りたい。でもそれももうできない」


「どうして?」


「さっき言われちゃった。お父さんにもう関わらないでほしいって」


「そんな・・・」


「当たり前だと思う。きっと走らないように、いままで過ごしてきたのに、2回もわたしのせいで走って。死んじゃうかもしれないのに」


「そんなこといわないで。きっと五十嵐は美樹のこと守りたかったんだよ」

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