クールなアイドルの熱烈アプローチ
「あのさぁ……そこで養子って出てくる?普通」
「それ、対談終わった後に堀原さんにも言われたよ……。
しかも、朝陽と一緒ですごく呆れた顔してた」
でも養子以外に何があるのかと陽菜は膨れながら器用にご飯を食べていた。
端から見ればまるで、頬袋いっぱいに食料を溜め込んだリスのようだった。
「……養子以外に越名さんが朝陽を弟にする方法なんてある?」
「簡単にあるでしょーよ。
……そうだ、陽菜姉。もうすぐ俺の誕生日じゃん?」
「ん?うん、そうだね。なにが欲しい?」
大きくなってくると欲しい物は大抵自分で買えてしまうから毎回プレゼント選びは苦労している。
珍しく朝陽から誕生日の話題をふってきたので、これ幸いと陽菜は身を乗り出した。
「兄さん」
「へ?」
「俺、勇人さんみたいな兄さんが欲しいな。
あと俺、弟か妹欲しかったんだけど、甥か姪でもいいよ。
だから陽菜姉、頑張ってね?」
陽菜はフリーズした。
頭の中で今の朝陽の言葉と、対談中の勇人の言葉が合わさりかけた時……。
プルルルルプルルルル
突然鳴り出したスマホに陽菜はビクッと肩を跳ね上げさせた。
食事中だったが動揺していたため、慌てて席を立ち画面を見ずに通話ボタンを押してしまう。
「も、もしもし……!」
『今、平気?』
スマホ越しに聞こえてきた勇人の声に、心の準備を一切していなかった陽菜の心臓はドキッと一際大きく鼓動した。
「それ、対談終わった後に堀原さんにも言われたよ……。
しかも、朝陽と一緒ですごく呆れた顔してた」
でも養子以外に何があるのかと陽菜は膨れながら器用にご飯を食べていた。
端から見ればまるで、頬袋いっぱいに食料を溜め込んだリスのようだった。
「……養子以外に越名さんが朝陽を弟にする方法なんてある?」
「簡単にあるでしょーよ。
……そうだ、陽菜姉。もうすぐ俺の誕生日じゃん?」
「ん?うん、そうだね。なにが欲しい?」
大きくなってくると欲しい物は大抵自分で買えてしまうから毎回プレゼント選びは苦労している。
珍しく朝陽から誕生日の話題をふってきたので、これ幸いと陽菜は身を乗り出した。
「兄さん」
「へ?」
「俺、勇人さんみたいな兄さんが欲しいな。
あと俺、弟か妹欲しかったんだけど、甥か姪でもいいよ。
だから陽菜姉、頑張ってね?」
陽菜はフリーズした。
頭の中で今の朝陽の言葉と、対談中の勇人の言葉が合わさりかけた時……。
プルルルルプルルルル
突然鳴り出したスマホに陽菜はビクッと肩を跳ね上げさせた。
食事中だったが動揺していたため、慌てて席を立ち画面を見ずに通話ボタンを押してしまう。
「も、もしもし……!」
『今、平気?』
スマホ越しに聞こえてきた勇人の声に、心の準備を一切していなかった陽菜の心臓はドキッと一際大きく鼓動した。