星の数ほど ーバレンタインにー


 幼馴染みを卒業しようと頑張っていたあたしと、昔から何も変わらないキヨ。

 でも、そんなのどうでもよくなった。

 ちゃんと届いたから…。

 キヨが来てくれたから。



 川土手に座り、涙ぐみ顔を見上げるに久世に、屈んで手を差し伸べる清和の姿。



< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop