【本編完】最恐No. 1はそこにいる
第七章 バラのネックレス

感謝






家に帰ると、

三人が笑顔で迎えてくれた。




「おかえり真!」



「「おかえりなさい!親分!」」



「…あぁ、ただいま。」




その笑顔を見たら、

何故だか凄く抱きしめたくなった。




「真?!」



「「親分?!」」



俺が抱き締めると、

みんな凄く慌てていた。



「雷、松原、東堂、

いつもありがとう。」



「真、俺の方こそ、ありがとう。


真がいなかったら、

俺、今みたいに笑えてないよ。」



「私の方こそ、ありがとうございます。


親分と出会ってから毎日、

とても充実していて、


親分のすることに、毎回ワクワクしています。」




「俺、親分に一生ついていきます。


最初は親分のこと、

親の七光りって思ってました。


でも違うくて、

親分は凄く強くて、

親分といれることが、

俺、凄く嬉しいです。」




俺がお礼を言うと、

口々に応えた。




守りたいものが、

もっと大事なものになった。




雷、松原、東堂。


お前らは絶対俺が守る。



だから、

ずっと一緒にいてくれよ?




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