あなたの隣は私が良かった

春弥side

「ちょっと春弥！」

「あー、由美か。何？」

なんだろう。百合はどこだ？
いつも一緒にいるのに。

「何じゃないよ！百合と付き合ってるの？」

「そうじゃないのか？」

「百合は付き合ってるってわからないよ？」

え？百合はそう思ってない？

「なんでだよ。好きって言ったし。」

「好きってだけで伝わらないよ？百合はね、隼人に
告白されたんだよ。それでずっと悩んでる」

隼人に告白？そんなの知らなかった。

「百合は、春弥が好きだから迷惑かけたくないの」

百合はかかめこむタイプだったよな。小さい頃から変わってねぇな。

「由美ありがとうな。今すぐ行ってくる。」

「今日、隼人と教室に居るはず。」

「あぁ、まじでありがとうな。」

「頑張れ！」

俺はそっこー走って百合がいる教室に行った。

「隼人大丈夫？」

「大丈夫だ。百合。本当にお世話色々ありがとう」

「ううん。私が悪かったし！隼人こそ！」

「やっぱり俺はおまえが好きだなー！」

は？何言ってんだよ。俺の百合だぞ。
でも、百合は俺と付き合ってるって思ってないんだよな...。

「返事考えてくれた？」

「あ、えっと。」

「俺も百合が好きだ。」

「春ちゃん///」

「ごめん。百合ちゃんと言ってなくて」

「え？」

「俺は百合が...」

「はーい、ストップ。俺は邪魔者じゃん！」

今のはほんとに邪魔だよ。

「俺も百合が好きだから隙があったら奪うからな」

「そんな隙与えねーよ。」

「じゃあな、また明日。」

「百合？あの雰囲気壊れたけどさ。」

「俺は百合が好きだ。付き合ってください。」

「ふふっ///はいっ…///」

かわいい。百合

「これで俺はカップルだからな？」

「うん！嬉しい。ありがとう幸せをくれて」

「俺のそばにずっと居てな。」

「うん！私はあなたの隣にずっといる！」

そしてキスを交わした、





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