恋愛イデアル。
春の熱気。
春が過ぎそろそろ梅雨入りの頃のことだ。

イデアルはのんびりと休日の昼間を過ごしていた。

扇風機。

かすかな風。

春の熱気。

リンネから着信。ケータイに。

リンネ「図書館に行くよー」

リンネ「どうだ?

イデアルも?」

図書館に行くべきだろうか。
こんなベーコンをこんがり焼いたような休日に。

イデアル「ごめん。

眠いから寝る」

リンネ「なんということだ!」

不器用な会話。

イデアル「それに、「ハイパー空間封鎖」も読まないといけない・・・」

ケータイでのやり取り。

リンネ「ローダンは先行きが暗いぞ」
イデアル「だよな」

イデアルは起き上がるとスマホゲーム。

そして、サンドイッチを食べて、そのまま部屋の掃除をした。

凡庸な日々があったこと。
それらは後世に残りうるものだろうか?

イデアルは再び眠りについた・・・
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