[短]僕のブラック彼女
重荷だなんて思われたくもない

好きって、難しいかもしれないな。

「夏八木くん、シェアしない?」
「えっ?あ、うん」

いつのまにか目の前に甘い香りをプンプンさせた、パンケーキが置かれていた

「はい、アーンして?」
「へ?いや、それはちょっと、、、」
「いや?」

いや、って言うかその、、、だって、間接キスになるし、それはやっぱりマズイわけで、、、

なのに、小首を傾げてじっと見つめる玉田さんは、僕の拒否権はない!とでも言いたげだった

もう一回だけ、NOと言ってみることにした

「玉田さん、それはちょっとよろしくないかと、、、」
「ぷっ。夏八木くんてば本当真面目なんだから。でも、そういうところが好きなんだけどね。」




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