君の言葉は私を刺す
「応援してるから。頑張れよ。」




「うん。ありがとう、早輝。」




「おう。じゃあな。」




いつも一緒に帰ろうと言ってくれた早輝。





当たり前だと思っていた優しさに今更気づく。




一人で帰る帰り道は楽しくなかった。




でも、私は心の中で呟いた。




ありがとう、早輝。




好きになってくれて。





私は決心した。




好きになってもらうまで、追いかける。




何度も君の言葉に傷つけられても、





どれだけ君に避けられても、





どんなに女が嫌いでも。





私は君を追いかける。




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