詩集
嗚呼、私のこの腐った脳みそをかっぱらってしまうがいい。
君は私が今日も
鼻歌ばかり歌っていると思っていることでしょう

愛とか恋とかよくわかり兼ねますが
ここに確かにあるのです
その物質の正体はわかり兼ねますが
私はその為に唄えるのです

君の口元ばかりを見ていた


飛行機雲
電車の音
雲のない空

甘いもの
時計の音
雨のあとのネオン

私の好きなもの。
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