歪んだ愛情論【詩集】
エゴという名の凶器
愛なんてないって



知ってたハズなのに



また愛そうとして



傷つけてしまったね



愛そうとして



僕の中から取り出した心は



愛なんてキレイなものじゃなくて



エゴと言う名の凶器だったんだ


気づかないまま



君を殺してしまうところだったね



愛せなくて



幸せに出来なくて



離さないと誓った手を



握って居られなくて



ごめんね




僕の中にまだ好きがある事を



それが凶器になる事を



手を繋いで歩く幸せを



教えてくれて



ありがとう




君の笑顔に



何度も



何度も



救われたよ




でも



本当は



離れたくない…
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