🍓夫の溺愛(大学教授の場合。)

離婚、って簡単じゃない。

「リナ、も大変だね。
 年の差婚は反対されるのは
仕方ないけど諦める
必要なんて無いん
じゃない。

私なんて彼氏知らない内に
婚姻届 出しちゃったし 
テへ」

リナ苦笑いしながら
彼氏と帰っていった。
私は、今一郎太と買い物して
帰って来た。

テーブルの上には離婚届け!
知恵を絞って考えた!


「美奈、結婚しないうちに
離婚届け?
って…
     ナニ?。 」

「あ、うんあのね
みんな、浮気防止の御守り
みたいなもので
持ってるんだって‥わた
えっと、だから 私も欲しいかな?
っうーか。」

「ヘェ~
そうなんだ?
・・・・?まあ
いいよ。美奈が欲しいのなら。」


 「や、やっぱいいか、。」
美奈派テーブルの上の紙を
パッと引っ張り四角に
折った。

「ま、まだ早かったねსアハハハハ
要らないねゴメン」

一郎太はにこやかに笑い
「そんな深く考える事
無いじゃないか、タダの
御守りなんだろ!!持ってろよ。」

サラサラサラと慣れた手つきです。
書類書き慣れてんだなーテキナ。
しかも字綺麗。


   「御守りだよ。」 

っちゃ御守りみたいな役目を
果たすのは間違いないか!!
ってか一郎太を結婚詐欺に
しない為の、イヤイヤイヤ
一郎太は婚姻届出したの知ら
ないし、まあ自分の保身の為
でもある。

美奈はちょっと寂しい
気持ちにもなった。

奥さんなんて一回も呼ばれたこと
無かったな。
チョッチー淋しいんですけどっ。


キッチンでフフンフフンって鼻歌
歌ってるけど、何の曲か?、誰の
曲か?分かんないよ。
年の差感じる。

恵さんなら直ぐわかんだろうな~。
チョー御機嫌ポイ。

      「手伝おうか?」

と、やる気なんて0だけど、
悪いなと、思い聞いてみる。

一郎太は美奈を見てニッコリとして
「指きられでもしたら大変だね。」


「じやあ~
ゲームしょうかな?
いい?」

          

「おう。」

   「やったーε=ε=」

「ねえねえ、高貴!!  左、 左」

    「美奈、後ろ後ろ」
「えっ!!」
ドギューンバギユーン
「あぶなかったぁ~ありがとう
       ダイキ!」

「ちゃんとねらえよ美奈!」

 「うん。!!」

       ズダダダダン
  「美奈!美奈!狙われてる」
  「キャーッ、アブネー!」

ブチッ!

・・・・画面が消えた?



  「は!先生?どしたん?」

「人の女を呼び捨てしゃがって
 オンラインゲーム禁止!! 」

「先生?。」

「とにかく
オンラインゲーム禁止!!」
怒り心頭の一郎太はカッカ
している。

   「;´Д`は~い。」

一郎太の手作りは、回鍋肉
と鳥スープ、麻婆豆腐、タンタン麺
頭に来たことも忘れて

美味しくて、美味しくてパクパク
食べてしまった。
辛すぎだけどまろやかで凄く美味
しかった。

「美奈!さっきは悪かったけど
 オンラインゲームって、
 知らない奴とやるんだろ?

 出来たらオレといる時だけにして
 名前もユーザ名にして!!
 不愉快だから。」

一郎太の入れてくれたアッアツの、
ウーロン茶をフーフーしながら


「うん。一郎太の嫌がる事は
     シナイよ。」
と軽い口約束をした。

一郎太は嬉しそうに笑うと
美奈を抱きしめてチュッ、チュッチーュ
っと後はお決まりのコース。

美奈は一郎太に聞いてみた。
薄明かりの中でも一郎太の
鍛えられた
腹筋は凄くカッコいいと思う。

「先生?お嫁さんに
してくれるの?。」

一郎太は少し腰を上げ後ろから
抱きしめて


「もう少し、時間がたて
ば大丈夫だろ?
 もうちょっとかな?。」


「親に結婚しろって
いわれない?。」
チラチラ気にしながら聞いてみる。

      「大丈夫。」
一郎太はニコニコしながら
答える。

「言われないの?。」

  「いや、‥そりゃたまにな。」

ガバッと起きた美奈は
一郎太にしがみついて聞いた。

「ね、私とは本気?それとも
恵さんが
本命?お願い!! 本当の気持ち、
知りたいの!!
 嘘は嫌だよ。」

美奈は離婚届けを、書いた事で
不安にかられてたのかも知れない。


「ゴメン美奈!不安にさせて
 僕は美奈以外、恋人も妻も考えて
ないぞ残念でした。
 美奈だけだよ。
 愛してる。口に出すのは
恥ずかしい
けど、言わないと美奈が不安だろ?
 君だけだ美奈!。」

      

     









 
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