この恋に終止符を

いけすかない

キーンコーンカーンコーン




授業は全て終わり下校の時間になった。




当たり前のように子音のクラスに行く。



「おっ!蓮輝じゃーーん!
子音ならさっき松本と先生に呼び出されて多分資料室にいったよ!」



「そっかありがとう」



「どういたしましてっ!」



丁寧に子音の場所を教えてくれたのは


高校で子音と仲良くなった田代 楓(たしろ かえで)



楓は子音と同じクラスだ。



俺が違うクラスで子音とは学校で基本的に一緒に行動はしない



まぁ、俺はしてもいんだけど



学校でも一緒ってのはさすがに周りに引かれるし



それにそれを望んだのは他でもない子音だ。




だってこの間…



"蓮輝といるといつも甘えちゃって、迷惑しかかけないから学校では極力一緒にいない!!"


って言われた。



あんな眼差しで言われたらもう俺もさすがに何も言えなくなってしまう。


てゆーか…松本って誰だ…?



俺の歩く速度が速くなる



資料室…資料室…資料室…




あった
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