君からのヘッドフォン
「ごめんごめん、ありがと」

「むぅ…怪我がないならいいんだけどさぁ?
…で、今日は誰に呼ばれたの?」

「あー、松下くん」


今回は、周りには全く興味ない私が、名前を覚えている数少ない人の中に入る人だった。

何せ、入学してすぐイケメンがいる、これは推せると女の子が騒いでたから気になって見に行ったのだ。

まぁ、領域が違った。守備範囲が違った。

だから、名前だけは覚えてる。


「ええっ、柊彩くんに告白されたの!?」

「みっちゃん声がでかい」

「だってだって、あの柊彩くんだよ!?
告白、ぜーんぶっ断ってる、あの柊彩くんだよ!?」
< 4 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop