当たる占い師(短話)
何でも当たるという占い師がいた。

その有名さからテレビにも出るようになり、様々な人の人生を当てて導いてきた。


しかし、その裏で占い師は
一年後自分が治らない重い病気を抱え、急死してしまう事も分かってしまった。

「…嗚呼、当たらなければ良いのにな」

彼から出た言葉は溜息と共に、かき消された。
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