星空の下、キミとの約束。

「お姉ちゃん!葉瑠ちゃんに見つかったら怒られちゃうよ…!?」

「そうだね、見つかる前に取りに行こう」


私と鈴ちゃんは、いたずらっ子のように笑って、ボールを追いかけた。


「ふぅ、危ない。」


結構追いかけて、やっと捕まえたボール。

そこには、ちょうど病室があって、ドアが開いている。

私はその中をそっと覗いた。

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