星空の下、キミとの約束。
焦っていたこともあり、勢いよく起き上がったとき、ぐらっと視界が歪んだ。
驚いた私は、立ち上がった状態から頭を押さえて再びしゃがみこむ。
「…い、たーーー。」
目の前があまりはっきりと見えなくて、頭がずきずきと痛んだ。
…めまい、っていうのかな。
初めて経験するめまいらしきものに動けず、とにかくじっと踞る。
1分もかからないうちに消えためまいに安心した私は急いで準備をして家を飛び出した。