クローバー
突然俺を呼ぶ咲良。

「ん?なーに?まだ一緒に居たいのかなー?」
ちょっと意地悪っぽく訪ねてみる。

「あと、少しだけっ」
恥ずかしそうにそういう咲良。

ぶっちゃけちょっと驚いた。

でも一緒に居たいだなんて可愛いやつめ。

「でも熱出てんだからちゃんと寝る事!」

そう言って俺は咲良の手を握ってベットの横の椅子に座った。

わかりやすく嬉しそうにする咲良。

俺はそんな咲良のおでこにそっとキスをした。
< 22 / 82 >

この作品をシェア

pagetop