女嫌いのイジワル上司を攻略します!
Chapter6.5__愛しすぎて。 side倉西



✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:



「で、どーなんだよ。実際。
あんなにまこちゃん溺愛なのに、よく我慢出来んな。
宮田 小夏と比べてそういう気分にならないとかそーゆんじゃねんだろ??」



「は??なんで今小夏が出てくんの?
小夏は全く関係ねぇよ」



俺は今、佐久間に質問攻めにあっている。


理由は分からなくもない。



茉詩のことが好きすぎるあまり、実際そういうことをしようと思ったら自制がききそうになくて、めちゃくちゃしてしまうのが怖い。


あんなに可愛くて、大事にしたい茉詩を俺が傷つけてしまうのは絶対避けたいし。



なんて思えば思うほどに、2ヶ月経った今でも手を出せずにいる。





「まこちゃん、宮田 小夏のこと気にしてんぞ?

自分のスタイルと比べたら悲しくなるってさ。」





< 155 / 197 >

この作品をシェア

pagetop