守護霊


「絶対言っちゃ駄目だよ!!
私・・一応アイドルなんだから・・!!」



・・まさか・・・・・・・(゚Д゚)


・・・え・・?・・
え?え?・・・(゚Д゚)


「えーーー!!!!???」


恥ずかしそうに俯くヒトミを・・もう僕も直視できなかった。


今の僕達を遠目で見たら・・きっとお互いの頭から湯気が出ているのかも・・・。




「・・絶対誰にも言わないよ・・・。」


「ホント・・?」


「うん・・。」


「これからも・・・変わらず柿ピースを応援してくれる?」


「もちろん・・・!」


「じゃあ・・・いつもの・・。」


お互いちょこんと体の向きを相手に向けて・・・・

今までで一番ぎこちない指切りをする。










『ちゃんと喋れるじゃねぇか。

女々しいからもう、「あ、」なんてやめろよ・・ポッキー。』



寝たはずの玉さんの声が・・
僕だけに聞こえた気がした。




第14話 完




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